第13回脱！甘えん坊

入園や入学のタイミングに「甘えんぼのままでは心配。」「ウチの子、自立できるのかしら？」と、不安な方も多いかもしれませんね。今回はそんな甘えんぼさんに自立を促す絵本、探しました。

ママもドキドキしながら読んだのよ

『はじめてのおつかい』筒井頼子／作 林明子／絵　福音館書店
懐かしいと思われる方も多いことでしょう。1977年来40年以上読み継がれているロングセラー絵本です。ママに「赤ちゃんの牛乳を買ってきて」と頼まれたみいちゃん。坂の上のお店まで初めてのおつかいです。みいちゃんと一緒にハラハラドキドキした後に、大きな達成感を得られます。
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『こすずめのぼうけん』エインズ・ワース さく／ 石井桃子／訳 堀内誠一／画 福音館書
お母さんから飛び方を教わった子雀は、練習をして、飛ぶことが面白くなってきました。ところが、どんどん飛んでゆくうちに、羽が痛くなってきて…　こちらも1977年出版のロングセラーです。
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きっと、大丈夫

『あめふりあっくん』浜田桂子／作 佼成出版
保育園に通うあっくんは「いやだよう。ママがいっちゃったよう」と、大きな声で泣いています。泣き声を聞きつけて、たくさんのお友達がアッくんの周りに集まります。それでもアッくんは泣き止まず、やがて雨が降ってきました。さて、あっくんは泣き止むのでしょうか？
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『ラチとライオン』マレ―ク・ベロニカ／ぶんとえ とくながやすもと／やく　福音館書店
犬を見れば逃げ出し、暗い部屋には入れない。そんな男の子ラチは、世界で一番弱虫です。ある日小さな赤いライオンがやってきました。ラチはライオンが傍にいてくれれば、少しずつ強くなってゆけます。
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実はワタシ、すごいんです(笑)

『なつみはなんにでもなれる』ヨシタケシンスケ／さく PHP
なつみはもう寝る時間。なのに「なつみがなんかのまねをして、おかあさんがあてるゲームだよ」と、ジェスチャーを始めます。見てください。表紙の万能感に満ちたなつみの姿。本当になんにでも、なれちゃうのです。子どもってすごい！一緒に何でもなれそうな気がして、勇気が出る1冊です。
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『おしくらまんじゅう』かがくいひろし／さく ブロンズ新社
こんにゃくや納豆、ユウレイまでが「そーれ！おしくらまんじゅう」。声に出して遊べば、なんだか自信が満ちてきます。たっぷり甘えてたっぷり遊べば、子どもは安心して新しい生活に進むことでしょう。
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