【監修者プロフィール】
築地制作所(つきじせいさくしょ)
造形作家(佐々木伸、立花愛子、とりごえ こうじ)と、フリーの編集者(青木智子、神崎典子、木村里恵子)による制作ユニット。「造形と子どもの遊び」をテーマに書籍、雑誌、イベント、テレビなど媒体を問わず活動を展開中。
著書に『5回で折れる!遊べる折り紙』(PHP研究所)などがある。
http://tsukiji.sakura.ne.jp/
- 第16回 ゴムのしかけで簡単おもちゃ②
【ゴトゴトぐるま】 - 第15回 ゴムのしかけで簡単おもちゃ①
【ストローのパタパタ虫】 - 第14回 かんたんなしかけで楽しい!
【ガチャポンのでんぐり返し人形】 - 第13回 楽しく作って、きれいに飾ろう!②
【牛乳パックで作るステンドグラス】 - 第12回 楽しく作って、きれいに飾ろう!①
【ろうで作るクリスマス・オーナメント】 - 第11回 すぐに遊べる!ちょこっと遊び⑧【ポリ袋UFO】
- 第10回 すぐに遊べる!ちょこっと遊び⑦【ストローロケット】
- 第9回すぐに遊べる!ちょこっと遊び⑥【ポンポンボール】
- 第8回すぐに遊べる!ちょこっと遊び⑤【紙皿パックン】
- 第7回すぐに遊べる!ちょこっと遊び④【にじみ絵遊び】
築地制作所(つきじせいさくしょ)
造形作家(佐々木伸、立花愛子、とりごえ こうじ)と、フリーの編集者(青木智子、神崎典子、木村里恵子)による制作ユニット。「造形と子どもの遊び」をテーマに書籍、雑誌、イベント、テレビなど媒体を問わず活動を展開中。 著書に『5回で折れる!遊べる折り紙』(PHP研究所)などがある。 http://tsukiji.sakura.ne.jp/
第12回 楽しく作って、きれいに飾ろう!①
【ろうで作るクリスマス・オーナメント】
遊びを通して、ひとつでも多くの「おもしろいこと」「ふしぎなこと」に出会えたら素敵なこと。身近な素材を使って、わくわく感を楽しみながら、素敵なアイテムを作ってみましょう。
今回は、クリスマス気分を盛り上げる、ろうのオーナメントをご紹介。自分で描いた絵が素敵なプレートに変身します。
つるつるとした質感のオリジナル・オーナメントを作りましょう。
このプレートの素材は、ろうそくの「ろう」。
クレヨンで描いた絵をろうに移しとります。
こんなふうに、ろうそくを折って溶かして使います。
いまは「キャンドル」の時代。昔ながらの白いろうそくを初めて見る子どももいるのでは?
ポキポキ、ポキポキ、ろうそくを折るのも楽しい体験です。
型にするのは、アルミカップ。マドレーヌ用など、やや厚みのあるカップが向いています。これに、クレヨンで好きな絵を描きます。裏返しになるので、文字の場合は、反転させて書きましょう。
大きなアルミのグラタン皿でもOK。大きなプレートができます。
ろうを溶かして注ぐのは、大人の役目。アルミホイルの鍋は注ぎ口を調節できるのでおすすめです。必ず鍋つかみや軍手をはめて作業しましょう。
ろうが溶けたらすぐに、できるだけ絵に直接かからないように、アルミカップに流し込みます。
透明なろうが、少しずつ白くなってきます。この変化を見ているのも楽しい!
固まったら、型から取りだします。
さて、絵はちゃんと移っているかな?
■用意するもの
ろうそく、アルミカップ、クレヨン、ろうを溶かす鍋(アルミホイル鍋がおすすめ)、モールなど、千枚通し
■作り方
1 アルミホイルのカップの内側に、クレヨンで絵を描く(a)。絵を描いたら、トレイに並べておく。
2 ろうそくを適当な長さで折り、鍋に入れて火にかけて、火が移らないように弱火でゆっくりと溶かす。溶けてきたら芯を取り除く(b)。
3 ろうが溶けたら、1のカップにろうを流し入れる(c)。クレヨンが流れやすいので、そっと、慎重に。★トレイに水を流し入れると早く固まる。必ず、ろうを流し終わってから入れること。
4 固まったら、そっとアルミホイルのカップから取り出す。
5 先端を熱した千枚通しを当てて穴を開ける(d)。無理やり押し付けると割れるので注意。穴にモールやひもを通して完成!
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【牛乳パックで作るステンドグラス】