第26回悪い子の絵本

春は新しいことがいっぱい。子どもは子どもなりに、緊張が続き、ストレスが溜まったりもしています。何とはなく不機嫌だったり、甘えたり、ウソをついたり．．．。そん時、子どものモヤモヤした気持ちにぴったりの「悪い子」が出てくる絵本は如何でしょう？クスクスッと笑って、で気分はスッキリ。
 

やりたい放題

『わるいことがしたい！』沢木耕太郎／作　ミスミヨシコ／絵　講談社
「わるいことがしたい！」と、男の子、こんなことも、こんなことも、こんなことも…。やりたい放題、思いつくこと、やれること、ぜ～んぶやったら、「おもしろかった？／うん／こんどは、もとに もどして みようか。／うん・・・」さぁて、どうなることやら！
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『あっ、オオカミだ！』ステファニー・ブレイク／作　ふしみみさお／訳　あすなろ書房
ある所に、シモンという やりたい放題の うさぎの子が いました。困った時にはたった一言「あ、オオカミだ！」。これでいつでも、やりたい放題。ところがある日．．．。
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いじわる

『いじわるブッチー』バーバラ・ボットナー／文　ペギー・ラスマン／絵　ひがしはるみ／訳　徳間書店
ブッチーは意地悪。私はママに「ブッチーとはあそびたくないの」っていうのに、ママは「いろんなひととおともだちに ならなきゃだめよ」。ところがある日、ブッチーが泊まりにくることに！仕方がないので、私は遊びの作戦をたてることに．．．。
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『あくたれ　ラルフ』ジャック・ガントス/作　ニコール・ル―ベル／絵　いしいももこ／訳　童話館出版
ラルフはセイラのネコですが、とっても、あくたれです。セイラがブランコに乗っていると、ブランコのさがっている枝を切り、パーティではクッキーをどれも一口ずつかじって味見。本当にあくたれです。
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登園拒否？

『ようちえん いやや』長谷川義史／作　童心社
たけしくん、まなちゃん、つばさくん、ののほちゃん、しゅうまくん．．．。とにかく、みーんな泣いています。「よういちえん いややー！」理由はそれぞれ、本人にとっては深刻な一大事。そーなんだ、そーなのよね。でもね、本当は…。GWが終わるとこんな子、増えるかな？
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『あめふり　あっくん』浜田桂子／作　佼成出版社
「いやだよう。ママが いっちゃったよう」。5月GW明けは、4月から頑張った登園も「降りだしに戻る」。豪快に泣くあっくんを、みんなが心配してますが、泣き声はかえって大きくなるばかりです。
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