[児玉ひろ美]
JPIC 読書アドバイザー
台東区立中央図書館司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活動。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。
第41回「おふろ だいすき!」
雪だよりが届き始め、お風呂が気持ちよい季節となりました。お子さんは、お風呂大好きっ子?それとも、お風呂大嫌いっ子?どちらでしょう?毎日のことだから、早く出したい、早く入れたいで、それぞれ、なかなか大変!どちらのお子さんにも、楽しいお風呂の絵本、集めました。
「おふろにはいりたくなる」
『おふろにはいろ』三浦太郎 童心社
三浦太郎さんの「あかちゃんととととと」シリーズ2冊です。たまねぎのばあさん、すすすすす、ふくぬいで……。野菜さんやくだものさんたちが「おふろに はいろ」の繰り返しのリズムで服を脱ぎ、嬉しそうにお風呂に入ります。その顔の幸せそうなこと!読み終えたらきっとお風呂に入りたくなる。
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『すっぽんぽんのはだかんぼ』植垣歩子 白泉社
バナナくん、りんごちゃん、みかんちゃんが、ぺろりんぺろりん、くるりんくるりん…次々に洋服を脱いで、すっぽんぽんのはだかんぼ!みんな仲良くお風呂に入ります。
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「おふろやさんに行こう!」
『おふろやさん』西村繁男 福音館書店
「これから、あっちゃんは、おとうさんと おかあさんと あかちゃんといっしょに おふろやさんにでかけます。」文字があるのは最初のこれだけ。あとはレトロな昭和のお風呂風景が広がります。大人にとっては懐かしいその風景も、子どもにとっては目が釘付けになるほどの面白さ。
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『パンダ銭湯』tupera tupera 絵本館
パンダ以外の入店を固くお断りしている銭湯があります。そう、パンダ専用の銭湯なのです。いったいどんな銭湯なのでしょう?その秘密をそっと覗いてみましょう。パンダのイメージが覆されます。
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「お風呂といえばこの絵本!」
『おふろだいすき』松岡享子・作 林明子・絵 福音館書店
懐かしいと思う方が多いことでしょう。1982年から読み継がれている超ロングセラーの1冊。お風呂が大好きなぼくが、あひるのプッカと一緒にお風呂に入ると、カメやペンギン、クジラまで!動物たちが次々に湯舟から現れて…。子どもの空想の世界が広がります。
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『ノンタン あわぷくぷく ぷぷう』キヨノサチコ 偕成社
こちらも懐かしい一冊。繰り返し出てくる「あわぶく ぷくぷく、 ぷぷぷぷ ぷぅ」の言葉を懐かしく思う方も多いことでしょう。1980年から実に40年も楽しさは続いています。
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