第67回「うさぎ」

2023年は卯年。跳ねることや飛び越えることが得意なうさぎは、古来より「成長の象徴」として親しまれてきました。もちろん、絵本の世界でもうさぎたちは大活躍です。
 

「勇気　新しい世界にジャンプ！」

『ピンクいろのうさぎ』たかおかゆうこ　講談社
白いうさぎたちの中に生まれたピンク色のうさぎ、ぴょん。同じ色の仲間を探して旅に出ますが、どこに行っても、ピンク色のうさぎには出会えません。時にはぴょんの姿に驚いて、みんなが逃げだしたり…。ぴょんは寂しくなりますが、それでも仲間探しの旅は続きます。
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ａｎｄ ｍｏｒｅ
『おどりたいの』豊福まきこ　BL出版
はじめてバレエに出会った真っ白な子うさぎ。その優雅さに心を奪われました。でも、子うさぎはバレエを教えてもらえるかしら！？　子ウサギは勇気を出してレッスン場の扉をたたきます。
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「とにかく、かわいい」

『うさぎじまのうさぎちゃん』福田幸広 しゃしん ゆうきえつこ ぶん　小学館
こんな島が実際にあるなんて！本当に驚きです。広島に実在する通称「うさぎじま（大久野島）」で撮影し、そこに住むうさぎたちの生活を物語風に仕上げた写真絵本です。お子さんと、自由に会話を楽しみながら読むのも、楽しいですね。
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ａｎｄ ｍｏｒｅ
『こうさぎぽーん』
まるで、わらべ歌のような、心地よいリズムで読める絵本です。読む人が読み易いリズムでかまいません。歌うように楽しく読んでください。何回読んでも楽しい1冊。
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「長く読み継がれています」

『うさぎのマシュマロ』クレア・ターレー・ニューベリー　劉 優貴子　講談社
「ネコのニューベリー」と言われるほど、ネコを得意とするニューベリー。ウサギもこんなに魅力的に描いています。猫のオリバーの住む家に、ある日マシュマロのように白くてフワフワの赤ちゃんうさぎがやってきました。オリバーはびっくり。海外では1942年から読み継がれている1冊です。
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ａｎｄ ｍｏｒｅ
『しろいうさぎとくろいうさぎ』ガース・ウイリアムズ　松岡享子　福音館書店
墨絵のようなシックな背景にうさぎたちの姿が印象的な作品です。森に住む2匹のうさぎはいつも一緒に遊んでいます。でも、黒いうさぎは時々悲しそうな表情に…。日本では1965年から親しまれています。
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