トップえ~本シェルジュ~子どものおすすめ絵本~第66回「クリスマス」

[児玉ひろ美]
JPIC 読書アドバイザー 台東区立中央図書館司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活動。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド

第66回「クリスマス」

今年も華やかなシーズンがやってきました。クリスマスほど、世界中の人々が一緒に楽しめるイベントは他にありませんね。今年はどんなふうに過ごしましょう。まずはお子さんと一緒に絵本でクリスマスを楽しみましょう。
 

「子どもの気持ちに寄り添って」
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『サンタクロースになるひ』種村有紀子/小学館
サンタになりたい、めいくん。クリスマスに備えてこっそり練習をしました。プレゼントを担いで歩いてみたり、そりに乗ったり、準備は完璧。 そして、クリスマスの夜になり…めいくんは赤い帽子をかぶったままベッドに入り、サンタさんを待っています。さあ、サンタさんはめいくんにプレゼント配りのお手伝いをさせてくれるでしょうか?
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『クリスマスのおとしもの』えがしらみちこ/講談社
青いバケツに、黄色いわっか、茶色い木の実…お散歩中に見つけたいろいろな落とし物。持ち主はいった誰でしょう?落とし物をひとつひとつ拾ってゆくと、クリスマスツリーの飾り付けができあがります。
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「とっておきのクリスマス」
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『ちいさなフクロウとクリスマスツリー』ジョナ・ウィンター 文/ジャネット・ウィンター 絵/福本 友美子 訳/鈴木出版
2020年、ニューヨークのロックフェラーセンターのクリスマスツリーで起こった、本当のお話からできた作品です。主人公はたった一羽で森の大きな木に住んでいた小さなふくろう。ある日切り倒された大きな木に入ったまま、ニューヨークに運ばれてしまいます。はたして、小さなふくろうは無事に森に帰ることができるのでしょうか?
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『こぎつねのとくべつなクリスマス』ポーリー・フェイバー 作/リチャード・ジョーンズ 絵/ひびの さほ 訳/岩崎書店
遠い北の国の雪の中、お腹を空かせた一人ぼっちのこぎつねを助けてくれたのは、丸太のように太ったおじいさん。こぎつねは安心しておじいさんと暮らします。そしてオーロラが現れる頃、8頭のトナカイがやってきて…。
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「みんなで遊ぼう!」
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『サンタさん どこにいるの?』ひらぎみつえ 作/ほるぷ出版
赤ちゃんと一緒に楽しめる、シンプルでわかり易いしかけ絵本です。サンタさんを探してしかけを動かすと…ほら!サンタさんが現れます。赤ちゃんにとっては、いないいないばあ遊びと同じ要素の楽しさを感じることでしょう。何回読んでも、可愛い声があがります。
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『チャレンジ ミッケ!(4)サンタクロース」ウォルター・ウィック 作・絵/糸井重里 訳/小学館
小さいお子さんから大人まで、家族みなが夢中で遊べる「ミッケ!」シリーズのクリスマスバージョンです。クリスマスの華やかで楽しい写真をみながら、楽しく会話も弾むことでしょう。
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[児玉ひろ美]
JPIC 読書アドバイザー 台東区立中央図書館司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活動。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

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